どぉなっちゃってんだよ
第4回始めてまいります。
今回は前回書けなかった好きな邦楽アーティストについて語ります。
流行りの音楽を追いかけるよりもインディーズバンドを掘り起こして聴く方が好きという捻くれた性格の僕ですが、そういう性格がこの人を好きって事によく表れているかなと思います。
岡村靖幸さん、大好きなんです。
あの海辺よりも甘いチョコよりも赤いワインよりも岡村靖幸がだいすきです。
岡村靖幸を知ったのは学生時代でした。当時毎週5枚CDをレンタルして自分のiTunesライブラリを増やしていくという遊びにハマっていた僕でしたが、そんな時ショップ店員のオススメ名盤として紹介されていたのが、彼の“家庭教師"でした。
あまりのサイケデリック感に若干引きつつも、逆にそこが妙に魅力的に思えて借りる事に。
"Hey everybody 今年の夏は誇らしいと誰からも言われてみたい気がする"
歌詞を聴いた瞬間、何だこれはと衝撃を覚えました。
その、色々と持て余してる若者の心情を代弁するような歌詞と曲にはまり込んでしまいました。
更にズルいのはその次の"カルアミルク"です。
…何だ、こいつこんな真っ当なラブソングも歌えるんじゃないかと、本当に驚きました。
曲自体も凄く良い。めちゃくちゃ良い曲。
そうするともう完全に岡村靖幸の虜。まんまと術中にハマっちゃった気がしましたね。
純な部分と俗な部分が見え隠れして、この人は凄く人間らしい人なんだな…と感じました。
何でしょう、上手い例えが言えませんが、尾崎豊が太陽だとすると、岡村靖幸は月な感じで…。悪には悪のカリスマが必要なのだよというか…。
この人の魅力は語り尽くせません。
音楽好きな人は是非一度聞いて欲しいと思います。
http://nico.ms/sm3244500?cp_webto=share_others_iosapp
↑どぉなっちゃってんだよ
http://nico.ms/sm3145106?cp_webto=share_others_iosapp
↑カルアミルク
"家庭教師"は本当に名盤で、この他にも素敵な曲だらけ。毒を食らわば皿まで…と聴いている内に、気が付けば岡村靖幸という毒がないと生きていけない体になっていました。
毒という言い方はアレかな笑
上の2曲を聴いて興味を持たれた方、是非他の曲も聴いてみてください。絶対好きになるはずです。
以上、どぉなっちゃってんだよ でした。
key to my heart
久しぶりのブログ更新。やっていきたいと思います。
最近お仕事の方がもの凄く忙しくて中々更新できずじまいでしたが、ようやくひと段落ついたので少しずつ更新頻度も上げていたいなと思う所です。
前回の引きで好きな邦楽アーティストの事を~とか書きましたが、全く無視して関係ないことを書いていきます。
唐突ですが、私はRPGが凄く好きなんですよ。
それも王道の名の売れたRPGが特に。
FFとかDQとか…あんまり冒険しないタイプです。色々と興味のあるタイトルは多いんですが、最近はゲーム体力も落ちてきて昔好きだったゲームを少し遊ぶぐらいが関の山です。
話を戻すと、最近とあるRPGを再プレイしました。
タイトルは”Tales of Destiny2”
ナムコ(現バンダイナムコゲームズ)のテイルズシリーズ4作目ですね。
"Tales of Destiny"の主人公であるスタンの息子カイル・デュナミスが、ヒロインの少女リアラと英雄を探す旅に出る作品です。
その主題歌が、倉木麻衣さんの歌う”key to my heart”ですね。
個人的にOP映像は歴代でもダントツの美しさだと思います。
歌も良いんですよこれが!
クリアしたことがある人なら分かると思いますが、改めて訊いてみると凄く本編に沿った歌詞で色々と感じ入る部分がある曲です。
Won't you take me in your heart.
(あなたの心まで連れて行って欲しいの)
I only...I only want to be with you.
(私はただ…ただあなたと一緒にいたいだけ)
You will always have the key to my heart.
(あなたがいつも私の心の鍵を持っていてくれる)
I only...I only want to be with you.
(ただ…ただあなたと一緒にいたいだけ)
拙訳ですがこんな感じでしょうか。
これを作品中のリアラに照らし合わせるともう…もう!!
エモいなんてもんじゃないですよほんと。貴いですマジで。
”Tales of Destiny2”自体は人気だった前作の続編でありながらも、前作の重要キャラクターの扱い、前作シナリオをマイルドに改変した上で描かれたシナリオ、玄人好みな若干癖のある戦闘システム等、鳴り物入りで発売されたにも関わらず蓋を開けてみると残念ながら評価は賛否が分かれる結果となってしまいました。
私としては特に気にならない部分でありましたし、それはそれ、これはこれと分けて考えられたので全然気にならなかったです。それどころかシリーズ通しても上位に入るレベルで好きになった作品ですね。分かりやすい大団円とボーイミーツガールは大好物です。
テイルズはよく初期三作が傑作と言われておりますが、僕としてはここまで含めて四作で傑作として頂きたい所ですよ。
曲の話に戻りますが、実は作曲された大野愛果さんもカバーされております。
これもまた原曲とは違う、大胆なアレンジが素敵ですよね。
聴き比べると面白いですよね!
冒険感はこちらの方がでているかも笑
以上、”key to my heart”でした。
皆さんの好きなゲームの主題歌は何でしょうか。もしよろしければ教えて頂けると嬉しいです。興味が湧いたら”Tales of Destiny2”も遊んでみて下さいね。
The Sun Always Shines On T.V.
第2回ですね。さっそく始めます。
前回記事では”a-ha”の”Take on me”について語りましたが、今回はあのMVの続きが描かれている曲についてお話します。
前回記事はこちら
y-kei1031syumigatari.hatenablog.com
その曲は、"The Sun Always Shines On T.V."という曲になります。
直訳すると、『テレビでは太陽がいつも輝いている』になるでしょうか。
少々不穏なタイトルになりますが、実際”Take on me”のようにキャッチ―でポップな曲とはまた違った曲に仕上がっております。とは言えこの曲も、売れ線というか、聴く人が聴けばもの凄く好きになるタイプの曲ですね。はい、僕はもの凄く好きです。
"The Sun Always Shines On T.V."
AHA The Sun Always Shines On Tv
こちらがMVになります。
見て頂くと直ぐに分かりますが、”Take on me”のMVであんなにロマンチックに出会って恋に落ちた2人が別れてしまうという、冒頭数十秒のシーンのなんと物悲しいことか。
The Endって出ちゃってるし…。
まあこれに関してはあまりにも”Take on me”のMVが評価され過ぎて、リセットしたい思いもあったのかなーと勝手ながら思っています。そこに引っ張られたくなかったというか、そういう思いが何かしらあったのだと思います(費用も馬鹿にならないしね)。
因みにインターネットのどこかで見たのですが、当時モートンとこのMVのヒロインは付き合っていたとかいなかったとか。うーん、色々考えちゃいますね。
MVはモノクロの廃教会のような場所で”a-ha”がマネキンに囲まれ歌うという、かなり攻めた内容になっております。
冒頭のテレビに映し出された”a-ha”という文字と、"The Sun Always Shines On T.V."というタイトルでこのMV…何だか皮肉めいたものを感じますね。
例えば、別れたヒロインを今も思っていて、色を失った世界で俺は輝かなくてはならないんだ。それが辛いんだと訴えているようにも思えるし…。
例えば、有象無象の群衆の前で太陽=”a-ha”はいつも輝いているんだ…とか。
憶測ですけどね。
実際歌詞を抜粋すると、
Touch me
And give all your love to me
(僕にふれて
君の全ての愛をこの僕に与えておくれ)
だったり、
I reached inside myself and found
Nothing there to ease the pressure
Off my ever worried mind
(ようやく思い至ったんだ
僕自身のなかに
この胸を痛めつける気持ちを軽くする術はないんだってことを)
とあるので、
失恋ソングであることを冒頭のシーンと結び付けて、またも歌詞と映像をリンクさせる手法を取ってますよね。
あと歌詞だけの内容でこの曲について考えると、要は、自分の世界が色を失っちゃうほど悲しい失恋を経験して、テレビに映る輝かしい存在達との温度差のようなものを凄く感じてしまう…といったニュアンスなのかなと思うのですが。どうでしょうか。
冊で覆われた廃教会という閉鎖空間の中で歌う彼らと、歌詞の『テレビでは太陽がいつも輝いている』という描写。テレビ=箱状の閉鎖空間。その辺りも掛けているのかなーとも思ったり。
ともかく、暗い映像と歌詞ばかりに目が行きがちですが、曲自体は疾走感があり凄くカッコいい仕上がりです。この辺り聴ける人はErasureとかも好きになりそうですね。
MV最後にa-haの3人は少しずつ色を取り戻していきますが、この意味は何なんだろうと…。たまにああでもないこうでもないと考察するのですが、きっと前向きなメッセージなんだとは思います。思いたいですね。
という訳で、"The Sun Always Shines On T.V."紹介でした。
次はがらりと内容を変えて書こうと思います。また音楽であることは間違いないのですが、好きな邦楽アーティストを語っちゃおうかなーと。
誰にしようかなー。
Take on me
突然ですが、ブログ始めました。
趣味事に関しては今までツイッターで話すことが多かったのですが、文字数制限で抽象的な事しか書けずもどかしい思いもしていたので…。
というのは半分の理由で、ブログを始めた理由は同じ趣味を持つ方と交流してみたいという思いがあったからです。交流という意味ではツイッターを始めとした各種SNSの方がインスタントでより優れているのではとも思われそうですが、そこはほら、前述の理由と自分の城を持ちたいという領土的野心も少なからずあった訳です。
自分の事なので書いている情報はかなり適当です。信用に足る情報ではないとは思いますが、そこらに落ちている落書きを覗くといった程度に見てやってください。
という訳で、始めます。今日は音楽に関して。
私は洋楽…特に80年代のニューウェーブ系が好きなのですが、その中でも一番好きなアーティストがノルウェー出身のスリーピースバンド”a-ha”です。
そんな彼らの大ヒットアルバムと言えば、言わずと知れたデビュー作の”Hunting high and low”でしょう。
ご存知の方も多いでしょうが、かの有名な"Take on me"が収録された作品です。
そして"Take on me"と言えば、a-haの数多ある作品の中でも、最も有名な作品と言っても過言ではありません。
ある意味、80年代の音楽界を象徴していると言っても過言ではない曲かもしれません。
このPVはロトスコープという手法で映像が作成されており、実写映像を元に書き起こされたa-haヴォーカルのモートン・ハルケットとヒロインの女性が恋に落ちていく様子を描いています。
PV冒頭で女性が読んでいる漫画の主役がモートン。ヒロインの女性は彼に手招きされ漫画の世界に…。
現実の世界と漫画の世界が交錯し、本来出会うことの無かった二人が気持ちを通わせ合う。最終的には…驚きの結末に。まさにTake on me…僕を受け入れてって事になるわけです。
歌詞にもリンクしますし、映像作品としても素敵なMVですよね。
しかし今日僕が語りたかったのはありふれたTake on me評ではなく、ちょっと違った部分に焦点を当ててみたいな、と。
なんとこの曲、このMVが作成される1年程前に既に発表されており、しかも全く別物のMV・曲の作りも少し違うヴァージョンがあった事をご存知でしょうか。
それがこちら
Take on me 1984verとありますね。
こちらはa-haが本国ノルウェーでデビューした際に発表したヴァージョンらしく、世間一般の想像するTake on meとは少し違った作りになっています。
曲に対するイメージもかなり変わりますよね…少しこちらの方が女々しい感じが(個人の意見です)。あと北欧っぽい少し寒々とした印象も受けます。
世間的に言われているTake on meは1985年にアラン・ターニーのアレンジを受けたものだった訳です。どうでしょうか。皆さん知ってました?
1985年Take on meは全米1位、全英2位の大ヒット。
プロデューサーとPVの力って偉大ですね。勿論a-haの実力あってこそですが。モートンのファルセットは本当に美しいです。
因みに私はどちらが好きかと言うと…どちらも大好きです笑
洋楽を好きになった理由はこの曲にありますので、私の中では殿堂入り曲です。どんなヴァージョンでも好きですね。エクステンドやデモヴァージョンも好きですし、今後アレンジが出ても好きになるでしょう。
最後になりますが、1985年Take on meのMVはステーィブ・バロンという方が作成されてます。作成費用はなんと億単位だったとか。素敵な作品ではありますが、やはり創作にお金は付き物という事ですね。
では本日はこの辺りで。次はこのMVの2人がどういう結末を辿ったか。
そこをご説明しようかと思います。実はこの物語、続きがあるんですよ!